国籍法改正、条件付の愛 についてのメモ

国籍法の改正について騒ぎ立てている人々がいるけれども、次のような状況は把握されているのだろうか。

衆議院 法務委員会(平成20年11月14日 (金))

質問者:赤池誠章(自由民主党)
1.国籍取得の虚偽届けに対する刑罰が軽い。
2.偽装認知を防止するためにDNA鑑定を入れるべきではないか。
3.偽装認知を防止するどのような対策を立てるのか。

回答者:倉吉 敬(法務省 民事局長)
1.市町村に認知届を出す必要がある。(また、国籍の取得に伴い、戸籍変更の届けを市町村に出す)この際、虚偽の届けをしたということになれば、公正証書原本不実記載となる。(5年以下の懲役、20万円以下の罰金)
2.(DNA鑑定については割愛)
3.(割愛)

「国籍の安売りだ」とか言っているヒトがいるが、安売りなんだろうか。(自分としては、別にもっと安売りすればいいのだろうと思うけれど)

そういえば、麻生首相の家に「見学」に行ったヒトが逮捕されたって話もあったが。同じ会で、それについてテレビでおなじみ河村たかしが質問を上げている。これについても興味のある方はどうぞ。


昨日のエントリーに書いた「条件付の愛」について。
以前(そうとうの昔)このサイトでも取り上げた「無痛文明論」が掘り下げた議論をしている。そちらに興味のある方は一度覗いてみてください。

「無痛文明論」森岡正博
あえて直接リンクはしませんが、下の方に「第2章 無痛文明における愛の条件」の「内容サンプル」に、「さわり」が掲載されている。


「国籍法改正」について取り上げたので、
「お隣日記」というのが上がってきていて
http://d.hatena.ne.jp/nothingyaruki/20081117
で、この方も「罰則はもう少し厳しくしていいかもとは思う。何を持って軽い重いを決めてるかと聞かれると言葉に詰まるけど、流石に偽装認知しておいて懲役一年以下または罰金二十万ってのはおいおいその程度でいいのかと」
と、誤解をされている。
で、↑この方の取り上げている↓サイト
http://who-voice.jugem.jp/
で、取り上げられているサイト。
http://d.hatena.ne.jp/inflorescencia/20081115/1226728277
え?
タイトルはもちろん、アプローチまで(どなたかに)似ている気がする。