ビジネスモデル/つまり単なる思い付き

誰かわたしに2億ほど貸してくれ。

その1

こういうサイトがある。
京都市観光文化情報システム
つまり観光都市京都の文物を紹介するシステムなわけだ。
携帯電話なり電子ペーパーがあれば、観光客(顧客)が自分の位置情報をサーバに送って、適合するエリアやら事物の情報を、できれば音声などで、自動的に伝えてくれるって良いんじゃないんだろうかと思える。周辺の飲食店やらみやげ物店とのタイアップも考えられそうじゃない。つまり、近辺に観光客が来るとご紹介が入るわけよ。お昼近くになると「お昼は京会席の○○亭はいかがですか?現在いらっしゃる場所はココで、○○亭はこちらになります」なんて地図情報が表示されたりしてね。

…というか、このシステム使いにくいなぁ。ヘコい設計。



その2

国会図書館、ネット情報収集へ 保存して一般公開

つまり、収集よりも「消す技術」の方が大変なんだけど。真新しい話ではなくって、枝探索の最適化って話題が使えそうなんだけど。これって2億もいらないか、実質2千万ぐらいでできるか(でも、公共事業なので2億で良いか)。

内容を書くと死ぬほど長くなりそうってか、とてもさらっと書けるような話じゃないのでってか、どうせ誰かが既にやってんだろうなぁ。ポワワワ。

しかし、

収集した情報のうち、国や地方自治体、独立行政法人などが発信した情報はネットでも提供するが、私的なものは国会図書館内で閲覧、印刷可能(ダウンロードは不可)とする方針だ

国会図書館内限定とネットでも閲覧可能ってこの差、どうなんだろうか。
Web Archiveでも問題視されたけど*1

私的なコンテンツが国会図書館内限定で保存されている場合、逆に原著作者が自身の情報が保存されているかどうかすら判別がしにくいってことになりゃしないか?原著作者のコントロールから離しすぎる事って却ってまずい結果を招くような気がする。
なんとなく、そういったコントロールを「国会図書館内限定」つまり、お上のお白砂(白州だったっけ?)に置けば安心、みたいな匂いを感じるな。


*1:わたしの意見としては Web に置かれたデータはどのように再利用されようと文句が言えない、つまり本質的に追跡不能、コントロールを離れる。と思っているので、「インターネットの情報発信」には注意が必要って至極当たり前の事の周知徹底しか解は無い様に思えるんだけどね。