「妄想的北朝鮮政策」のアフターサービス

上のエントリーについてここで取り上げられていろいろ指摘を受けた。
[朝鮮]朝鮮半島が統一すると、アメリカは日本に朝鮮への贖罪を要求する!

そこでの指摘で少々気になるコメントに対してアフターサービス。

  • [#2] 上がメチャクチャだな(笑)、まあ北朝鮮は生かさず殺さずが既定路線

滅茶苦茶ってのはまあ仕方がない。ただ、米国にとって「生かさず殺さず」って路線はこの日本に対しても言えることなんだろうけど。

  • [#3] この論の重大な問題点は中東には資源があり、朝鮮には資源がないという事だ。

この意見は大きな読み違いをしている。このフレームを取る場合、資源のある中東に対応するのは中国である。中国には資源はないかもしれないけれど、それ以上に重い巨大な消費者がいることを忘れている。

  • [#6] アメリカは朝鮮から撤兵する方向で進んでいる。仮定に意味がない。

ここを記述し損ねてそのままになっていた。中東―イスラエルにおいては実行力、軍事力が大きなパワーとなっていた。資源獲得はヒトに対してではなくエリアに対してなされればよく、それには軍事力というオプションで充分だからだ(勿論、非軍事的な方法もある(ex.パーレビ))。
消費地である中国を獲得するためにはそこに侵攻する市場、企業群が必要なのであって、それは現在の韓国にも充分ある。