国民にも分かりやすくてすっきりとした正論風

昨日は風呂から上がったら寝てしまいました。
上の続きは明日のエントリーで書きます。
先ほど晩御飯を食べていると懐かしい声がテレビから聞こえてきました。
郵政民営化で揺れている自民党の綿貫勉強会に浜コーこと、浜田幸一元議員が顔を出したんですね*1。またバリケードでもぶち破ろうってんですかね。
この話を受けてキャスターの木村太郎
「ここまでこじれたのならいっそ政局にしてしまった方が国民にも分かりやすくてすっきりするんじゃないんですか」てな事をいってやがりました。
正論風ってのは物事をこういう風に雑に(雑なわたしが雑と捉えるんですから、相当に雑でしょ)捉えているんですね。分かりにくいのは官邸も自民党も本音を隠しているからで、2級官庁と言われた郵政省が本当は持っていた350兆になんなんとするお金の奪い合いなんじゃないんですかいのう。確かに国民不在でしょうよ。最終的にはここで焦げ付いたお金は国民に負担を持ってくるだけで、官邸と党と、どちらの意見が国民に有利なんて示せるものじゃない。せいぜいどちらが国民負担が少なくてすむかって話にしかならないんでしょうからね。
まあ、そんな事も良い。徐々に化けの皮は剥がれてくるんでしょうから。
そんな事よりも、それらの議論をどうするって事よりも「政局」を求めるって見識が信じられないほど雑。煩いから殴り合って勝った方、またはジャンケンして勝った方の言うとおりにしなさい。ってな台詞に聞こえてしまう。対北朝鮮でもこういう雑な見識が「経済制裁」だの「国交断絶」だのを持ち出すんだろうね。


*1:どうもわたしの誤認ですね。浜コーが突入したのは昨日からもめていた自民党の「郵政合同部会」の方のようで、その前に行われた綿貫の会合(これも所謂「勉強会」というレベルではなかったようですね)には突入していなかったんですね。