安倍晋三幹事長代理の対北密使

野田”ストーカー”*1敬生が面白い記事を上げている。

「ESPIO! Vol.348 02/25/05:安倍晋三・幹事長代理の対北密使!?」
http://www.emaga.com/bn/?2005020082343311013998.xp010617
※Vol.349 は別件なので割愛。
「ESPIO! Vol.350 02/27/05:富士通北朝鮮をめぐる怪情報」
http://www.emaga.com/bn/?2005020089447520007571.xp010617
「ESPIO! Vol.351 02/28/05:「密使」の正体は懐刀の元秘書官!」
http://www.emaga.com/bn/?2005020091170634005134.xp010617

詳しくはオリジナルを読んでいただきたいんだけど。
早い話が対北強硬派として知られる安倍晋三幹事長代理が独自の対北朝鮮外交を展開して拉致問題の解決を自分の政権確立に使っていたのではないかという話のようだ。震源地は韓国のインターネットメディアとして高名な「オーマイニュース」であり、野田がキャッチしたきっかけは「夕刊フジ」の記事であるとの事。
勿論、「オーマイニュース」も玉石混交、韓国内部にも北朝鮮工作員」も多い事し、横田めぐみ捏造写真という例もあるからこの情報だけで安倍を批判するなんて事はできないだろう。逆にしているヒトが居たら頭を冷やせというべきだろう。
また、名高きフジサンケイグループ*2であれせられる「夕刊フジ」がほのめかすように「北朝鮮の安倍潰しの謀略、工作員の工作活動」と断じるのも早計だろう。

上記の野田の記事からわたしは二つの事を思う。

  1. よしんば今回の報道が真実であったとしたら、わたしは安倍を少しは評価したい。日本のメディアで語るような一方的でファナティックな有様はいただけない。裏でこのような「工作」ができるようならまだ安心できる。ただ、結果が伴わなければ政治家としては、プロとしてはお飯(まんま)は食えないのだけど。
  2. 野田は偉い、すぐさま物証、裏付けを求めて現場に飛んでいる。これが当たり前の行動というものだろう。社旗を付けた黒塗りのハイヤーを飛ばしたり、それすらもせずに電話取材でお茶を濁す(それを録音しようとしまいと)のでは話にならない。更に、そういった突撃インタビューだけに頼らずに物証(登記簿だのなんだの)を押さえるってのが気が利いている。

実は、今日の昼間「週刊現代」を見ていたんだけど。
http://www.zasshi.com/ZASSHI_SOKUHOU/data/syuukangendai.html
安倍晋三「北への友好親書」−拉致被害者への背信は、総理への布石か」
飛ばしと思ってろくに読んでいなかった。

また、ちょっと自分なりに検索してみたんだけど、こんなのが出てきた。
http://cybazzi.livedoor.biz/archives/15149563.html

知らなかった、「Cybazzi!」って今、「livedoor」に居るんだ。何というか、お似合いというか。

*1:肯定的に書いているんだけど、というようなエクスキューズが必要なんだろうね

*2:このグループに留まると企業価値が上がるらしい