元旦の夜、あっちこっちの年賀から帰ってきて車を駐車場にとめた。車から降りると緩やかな冷気が体を包んだ。風もなく、心なしか空気も間延びをしたような感じ。
夜空を見上げると星が瞬いていた。
やがて東の空に流れ星が一つはしった。
いつものように願い事を思いつく間もなく消え去ってしまったけれど。