官僚機構はバカだ2

中学、高校、そして大学と10年も英語を教えておいて日常会話すらできない現在の英語教育というのはなんなのだろうか。単に「英語教科教師」という日本国内でしか役に立たない存在の為の生活保護制度なんだろうか。
文科省は敗北を認めるべきだ。
実はこれは英語教育だけに限らないのではないかと疑う。
英語教育に関しては他のアジア圏諸国との比較などがあるために、その貧困が明確になっているわけだけれど、数学、母国語、理科系、社会科系においても教育に簾が入っているように思えてならない。確かに数学においてはそこそこの結果を納めており、母国語は比較しきれないかもしれない。しかし論理的な思考、及びそれを支える言語能力において貧困であると思わざるを得ない。そして社会科系における貧困は真に国を危うくする。教育は国家百年の大計と言いながら、現在語られているのはまったく逆の「奴隷道徳」を説く方向性に進んでいる。統治しやすいレミングの群れを作って、いったいこの国をどこへ持っていこうとするんだろうか。