官僚機構はバカだ1

国民年金問題で一元化、所得比例にする為には国民の所得把握が必要だという議論がある。しかし現実にはわたしら国民は行政機構にきっちり所得把握されている筈だ。
つまり、国税地方税とこの年金(その他の社会保険も含めて)をリンクしたって良いんじゃないのか。
そのツールには住基ネットの国民総番号制がという議論が起きる。これはおかしい。
つまり厚生省所管の年金制度と国税庁(または地方自治体)の間で情報共有が必要だという議論になる。そうではなくて徴税機構から年金制度にロットで金を動かせば良いじゃないか。
省庁の壁があるからと徴収を社会保険庁が離さないというのがおかしいんだろう。国民年金の未納問題で社会保険庁が徴収に予算をと訴えているようだけど、今更焼け石に水社会保険庁から徴収業務を剥ぎ取って(リストラして)税徴収機構に一本化すれば良い。
ここで、「税徴収機構」という言い方をしているのは。この主体を国税から地方に移すべきではないかと思っているからだ。これは形式的なものになるかもしれないけれど、国税地方税も一本化して地方から国に上納する形式にすればこの制度もスッキリしそうな気がする(地方毎に特色も出せるだろうし、競争原理も働く)
省庁の壁を後生大事にするのはかまわないけど、暇な役所に対応する為に忙しい民間にまで二重手間三重手間をかけさせて、バカじゃないか?生産性が悪すぎる。ダラ勤を続けるのはかまわないが、せめて民間の足を引っ張るのは勘弁して欲しい。