事実に基づかない思い込みや妄想を他人に押し付けるヒトをわたしは●゛ん●゜とか呼んでいる。

東京都青問協緊急答申についての意見(kitanoのアレ)

労作。
特にこれは秀逸。

22 立法事実の調査のない立法の提案は問題がある

今回の「緊急提言」は、憲法人権論の研究者やメディア効果研究の研究者、社会学者など、青少年政策の提言にとって重要な識者をあらかじめ青少年問題協議会から排除し、提言の直接利害に関る警察職員などの行政職員を多数入れて構成された、いわば偏向人事による偏向行政機関によって作られた偏向提言であると都民から理解されている。

その理解の通り、「緊急提言」は、青少年問題協議会の委員の個人的なイデオロギーや宗教的倫理観といった内心の要請に基いて作られ、青少年の環境について基本的な調査が行われていないまま提言が策定されていると思われる。

たとえば、青少年の性の逸脱行動とは具体的に何か、望まない妊娠はどの程度増えているのかなどといった肝心な情報については、その情報が公開されていないどころか、実態調査も行われていない。こんな杜撰な提言を都民に理解を求めること自体無理がある。

立法事実の調査なしで立法の結論だけが提案されて「あんたもそう思うよな?」と同意を求められても、都民は同意は出来ない。

いかなる立法も条例も、規制は最小化措置原則により、法の強制力が及ぶ規制は必要最小限度で無ければならないが、最小化措置の合理性について十分な説明も議論もされていない。

具体的な立法事実の調査が無い自己中心的で教条的な「緊急提言」は、これを白紙に戻すべきである。

その「東京都青少年問題協議会緊急答申」の全文も転載されている。ここ

例えばここなどをみると、具体的にどんなヒトがナニなのかがわかる。
色々な名前で検索などかけてみると色々なものが出てくる。
http://oyajitokyo.main.jp/3.18kaigi.htm
http://www.kokoro-tokyo.jp/index.htm
http://oyaji-nippon.org/

自分が「絶対間違いない」と信じ込んでいる事でも、常に「本当にそうなんだろうか」と1%でもいいから疑義を持つようにしないと、周囲から自分がどのように見えているか、判らなくなっちゃうんじゃないんだろうか。非常に恐ろしい事だろうなとおもった。