一応選挙ネタ

ロイター狙ってるだろ

まあ、色々と面白いものを見せていただきました。
今回の参議院選挙、おおよそは想像通りだし、大体思ったような結果になりました。まあ、いろいろと異論はございましょうが、その辺は理解できます。
そもそも「政党」であるとか、組織というものに、そんなに理想であるとか希望を持っていないので、現実的な許容範囲を探っていくぐらいしかないんだろうな、と。そう見越しているわけです。
あんなもの、利用する道具ですから。
この後、ポスト小泉の動きと、民主内の主導権争いが興味深いです。



今回の選挙の位置付けは、「小泉信任選挙」であったのだろうから、曽我ショックで51議席死守されてしまったら、小泉の暴走は大変な事になりそうですが、特に憲法改正についてなど、公明党の頚木が付いたってのは、自縄自縛なんですが、自己責任なんですが、憲法改正反対って立場から言うと良かったって事ですな。
曽我ショックの影響が思ったほどでなかったということでは、あのキスシーンが利いたと思うんで、感謝状でも出したいぐらいです。

また、今度じっくり取り上げるかもしれませんが、日本の社会においては理念的で判りやすい二大政党よりも、判りにくくて情緒的な多党連立の方が合っているのかもしれないって気になった。
そちらの方がマル創の影響力も落ちるんだろうし。
こうあるべきだ、というよりも、現実に即した制度ということで中選挙区制の方が合っているんだろうな。
こういった所でも、昔のヒトの知恵のほうが最近の小賢しい議論よりも的を射ているんだろうな。

選挙が近づくにしたがって、「なんとはなしに」民主党に生暖かい風が吹いてきたように思う。これは別に具体的なファクターがあったわけでも、「マスコミの世論操作」が有ったわけでもなく、「国民のバランス感覚」ってヤツなんだろうな。そんな感触を持つ。
選挙制度に関して、大きくは中選挙区に戻した方が良いだろうと思えるんだけど、格差を戻すだけでも逆転できるんじゃないんだろうかね。