厚生労働省にリコール

今回の年金問題で様々な「嘘」が露呈しているが、更に悪質な「隠蔽」が行われていた可能性がある。問題を簡単にする為に時系列で流れを追いたい。


5月24日 厚生労働省内の担当幹部に中間報告が為される
      この中で「出生率は1.29前後」との報告があった

6月3日  山本考史参議院議員民主党)が
      参議院厚生労働委員会において
      「今年の出生率は1.29ぐらいではないか」と質問
      これに対して坂口厚労相は「出ていない」と答弁

6月5日  審議打切り、年金法成立

6月11日 厚生労働省「人口動態統計」発表出生率1.29公表

各省庁は国民の為に仕事をしている筈だ。そして彼等の活動費、その鉛筆一本、紙の一枚に至るまで、また彼等の就労時間中の一分といえども国民の金で賄われている。不誠実な官僚は必要ない。首を切れ。
これで「やってられねえよ」(BY山形浩生)と思う者が居るのなら辞めて貰えば良い。幸い今の不況下替わりなら幾らでも居る。
更に、坂口は徹底的な嘘つきか無能だ。この情報を知っていてこの答弁をしているのなら嘘付だ。また、隠蔽を放置して責任の所在を明らかにしないでいるのなら無能だ。議院内閣制における大臣の役割は立法による行政の監督にある。この問題を明確にしないならば三権分立の前提を覆す暴挙だ。
「国におけるリソースは限られている」このような「嘘つき」「不誠実」または「無能者」にこの大事なリソースをコントロールされてはたまったものではない。なあ、山形!

年金改革法、条文ミス 上乗せ年金支給の根拠「消える」
何を急いだのか。
これで「100年安心」といえるのか?