ビジネスモデル(つまり、思いつき)

id:strange のネタで思いついたんだけど、こんなビジネスモデル(つまり、思いつき)はどうなんだろうか?
ある島にレンタルビデオ店があって、ここに並べられているビデオというのは本土で放映された民放やNHKのドラマをエアーチェック(という言葉も既に死語か?つまり、放映をそのままビデオに取ったものということ)したものだそうだ。つまりこの島が難視聴地域であるので普通では受信できない番組をレンタルビデオという形式で「受信」して居る事になる。
勿論、このままでは明確な著作権法違反という事になるだろう。しかし、このレンタルビデオ店は公益に反しているのだろうか?
実はこのような「島」は様々に考えることができる。そう言えばつい先日もCXが雑誌「噂の真相」の休刊に際して半年間の密着取材を敢行したというドキュメンタリーを放映したらしいが、わたしの住んでいる地域では放映されなかった。難視聴地域だったわけだ。芸能好きのヒトにとっては巷間噂される大阪ローカルの芸能ワイドショーに興味があるだろう。また、見逃したドラマが即座にレンタルビデオ店で借りることができれば、そのニーズはそこそこ高いだろうと思われる。
しかし、このようなレンタル事業は著作権法の壁によって実現は不可能に見える(見逃したドラマ云々というのは、ひっそりと行われているようだけれども、非合法というか、脱法としてなされているような感じだな)
さて、わたしは最近流行りのHDDを使っている。150時間弱の録画能力を持っていて、DVDやらVHSテープにも落とせるように配線されている。これで気になる番組は録画するわけなんだけれども、家庭では直接オペレーションすることもできるし、出先からメイルで録画指示を出すこともできる(ちょっと事情があって、リードタイムが長いのが難点なんだけど)。
遠くからリモートで録画することができ、それをDVDに落とし、個人でそれを楽しむ行為は著作権法では容認される範囲とされている。
この時に、このDVDへ録画する機材が何処にあるかということは当然問われない。ふむふむ。
ここで、ある業者がそのDVD録画機材を「預かる」行為は違法だろうか?更にその機材を「代理で操作すること」は違法だろうか?また、場合によってはDVD録画機材を「レンタル」することは違法なんだろうか?
つまりこう言うことだ。
ある業者がユーザーの指示で番組を録画する、その素材をDVDに落としてデリバリーする。業者はその対価を得る。
この行為は著作権法上違法なんだろうか?更に何等かの公益を侵害するだろうか?(放映作品は、コマーシャルも含めて一切の編集を受けないという縛りは必要かもしれない。その時、音声がステレオに切り替わる部分(早い話が民放のコマーシャルなんだけど)は機械的に排除するぐらいはできるかもしれない)
ちなみに、先の噂の真相ドキュメントとか、大阪のバラエティーを既に提供しているところがあったら教えて欲しい。
追記:
というわけでコメント欄で教えてもらった。




う(5行)
録画ネット
にゃるほど。