メモ、補足

このフィルムの信頼性は米国ABCが放映時に軍当局に確認しているらしい。軍当局の認識では「正常な戦闘行動」との事。
確かに周辺状態などが判らないので「フレームアップ」の誤謬はあるかもしれない。そう言う意味ではわたしの「戦争犯罪である」という批判はあるいは当たらないのかもしれない。しかし、そおから「非対称性」の持つ「非人間性」は掬い取れると思う。それは言えると思う。わたしは沖縄戦や東京(など大都市圏への焼夷弾による)大空襲や広島、長崎への原爆投下は「人道に対する罪」に抵触すると思っているし、その理由が「非戦闘員に対する攻撃」という形式的なものだけではなく、この非対称性に有るのでは無いかという気がしてきている。(つまり、泥にまみれた地を這うものを、圧倒的な攻撃力を持つ者が椅子に座りながら鼻歌交じりで攻撃する卑劣さ)
この一時を持ってイラク−米国の戦争の正当性は云々はできないかもしれない。しかしこの「卑劣な」有りようを知ってかしらずか、それこそ無責任な言説を垂れ流す者の非人間性、得手勝手さは指摘できると思う。語り得ると思う。
→とは言っても確かに、ナニなのでもう少し戦闘一般と戦争容認派の無責任系の人々(わたしは反戦論者ではない)に付いての話しに整理した方が良いのかもしれない。

戦闘員の仕事−一義的に死ぬこと−人間の(基本的権利である)生存権の否定−人間としての否定
訓練とは、活動性を高める為のものではなく、この自分自身の人間性を否定させる、忘れさせる目的がアル。
→就労と就労困難の話題。