自己責任/「国」はオールマイティーではない

http://vinst.way-nifty.com/blog/2004/04/post_39.html

 で、例えば戦時下のイラクに入るような人が、自分の安全に対する責任を取るかどうかを考えるときの相手方は誰なのか?それは国です。なぜなら国には邦人保護義務、保護責任があり、その義務と責任は海外での被害者だけではなく、他の国民に対しても、有事の行動の証明と言う意味で生じます。

うーん、そうだろうか?
違和感があるなぁ。
ウェブログ@ことのは
http://kotonoha.main.jp/2004/04/19self-responsibility.html
閑話休題::BLOG
http://guitar.jp/MT/archives/000385.php
自己責任と自己防衛(顧問弁護士 高橋 政雄2001年5月●683号)
などの議論もあるけど。
わたしは責任と言うのは権限とつながっていると思うんですよね。今回の件でも「邦人保護」という判断で行政を動かした権限者が責任を負うべきであると思うわけです。

特に「他の国民に対しても、有事の行動の証明と言う意味で生じます」というのはおおよその概念としても想像できない。
個人の行動が他の国民とどのように繋がると言うのか。ちょっと気持ち悪い違和感を持ちます。全体国家じゃないんだから。