議論の仕方

最近ある議論を見ていて*1これを持ち出しているヒトが居た。
「議論のしかた」
http://iwatam-server.dyndns.org/software/giron/giron/index.html

まあ、よくまとまっているし個々には間違っていないんだが、実は非常に大切な部分が間違っている*2
わたしは自他共に認める無類の「議論」好きなのだが、議論というものをおおよそ次のように捉えている。
「議論ってなんだろうね」
id:dokusha:20040415#p8
「議論の方法(1)」*3
http://dokusha.hp.infoseek.co.jp/diary/d000731_2.html

議論においてもっとも必要なことは「開かれた心」なんだろう。
そもそも「価値観」において異なる前提で「正しい」だの「間違っている」だのを持ち出してもまったく無駄な議論にしかならない。そもそもその「価値観」すら自覚せずに議論の為の議論をしようとしてしまう。
なので「詭弁の見抜き方」とかを振り回して自分自身が詭弁を振りまくのに無自覚でいられるわけなんだろう。

*1:あえて、どこのとはいわない、わたしは悪いヒト。

*2:これについては件のサイトが出来た際に先方にメイルを送って指摘してあるんだが理解を得られなかった。

*3:2000年07月31日なんだ、古い。この企画はその後「テンプレートになりかねない」という意見があり停止しました。今、件の「議論のしかた」の使われ方を見ているとその意見の先見性を感じます。