週刊文春問題における本多勝一

週刊新潮(4月15日号)に面白い記事が載っていた。本多勝一が4月4日の東京新聞読者欄に投稿していたというのだ。件の文章を読みたいと思ったが手に入らなかったのでこの週刊新潮の記事から引いてみたい。

名誉毀損については私もその一被害者
(略?)
殺人・強盗・詐欺の類の記事を読んで楽しむ読者などはあまりいないが、名誉毀損についてはそれを楽しむ人々の層が厚く、それだからこそ成り立っている週刊誌や『噂の真相』ということが言えよう。
(略?)
週刊文春』の出版禁止事件で「言論の自由」の危機を訴える識者が多いが、危機をもたらしたのは名誉毀損やり放題の『噂の真相』などの悪質誌自身であろう

この本多自身が、自らのリクルート接待疑惑を報じた岩瀬達哉を「パパラッチ記者」「飼い主にカネで雇われた番犬・狂犬の類」「卑しい職業の例にあげられる売春婦よりも本質的に下劣な、人類最低の、真の意味で卑しい職業の連中」(『週刊金曜日』97年10月3日号(これも週刊新潮からの孫引きのまま))と罵って、裁判で限度を超えているとされているんだけどね。
どうなってんだろうね。