新潟の震災で土砂崩れに撒きこまれた母子が救い出されるという出来事があった。残念ながら母親は助からなかったのだが。
普通ならば3日も過ぎてしまえば絶望的で、救助というよりは回収作業になってしまうのだろう。特に断続的に余震が続き、救助要員の二次災害まで心配される事態ならなおさら作業は慎重に、つまり緩慢になるのだろうが。この場合は最初女性の声がするという情報が入り少々の危険を省みない救助になったのだろうと思う。そのおかげで二人いたうちの一人の子供の命は助かったという事らしい。母親は最期の力を振り絞って救助を求めたのだろうか。はたまたその声なるものは実は…。
そんな事まで思い起こさせそうな事件だった。