怒りで体が破裂しそうだ。

dokusha2004-05-07

これが「戦争」だ。
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline955751.html
米軍の攻撃ヘリ、アパッチがイラクにおいて「不審人物」を攻撃する模様だ。
「不審」とは言え実際に武器を持ち戦闘をしようとしていたのかはまったく不明だ。更に、負傷し戦闘能力を亡くした者を更に攻撃する行為は明白に戦争犯罪だ。
この国も小泉だの石原だの安倍だの石破だのに引っ張られていれば、あと10年もしない内に戦争の一つもおっぱじめるだろう。その時に戦場に行くのは君らだ、だから教えておいてやるが戦闘とはいえルールがある。戦闘を行おうという意思の無いものに対して攻撃すること、戦闘の能力の無い負傷者に攻撃を加えること。これは戦争犯罪だ。
この圧倒的な差はなんだ。石原だの西村はこれをほくそえんで見るのか。この圧倒的な差に攻して戦おうとするならば、アル・カイダのテロですら非対称の戦闘に思える。卑劣過ぎる。
id:dokusha:20040415#p5
この非対称性がイラクで、そしてパレスチナで日常的に行われているのだろう。卑劣過ぎる。
「勝ち組み」になど入りたくも無い!
イラクで行われているこの非対称が、パレスチナで日常的に行われ、そして沖縄で半世紀前に行われ、そして東京で、日本の各地で行われ、広島に長崎に行われたのだ。この映像で撃ち抜かれるのは沖縄の同朋の姿だ、東京で焼夷弾に逃げ惑うわたしらの祖父、祖母の姿だ。そして広島で、長崎で一瞬に生きたまま焼かれた日本人の姿だ。この卑劣さに否やを唱えぬものは国粋主義者ではない。この卑劣さを否定せぬものは人間ではない。
非戦闘員に対して攻撃を加え、恬として恥じない。9・11テロは、その範を米国自身が見せていたものではないのか。これほどの非対称の文明の中では、すでに「戦争」はできない。あるのは大量破壊兵器による一方的な虐殺ばかりではないか。