キチガイ国家

先ほどですねぇ、NHKアーカイブを見てしまったんですよ。「NHKスペシャル 東京大空襲」。日高義樹なんかが噛んでる企画ですけど、いやぁ〜きっつい話しだねぇ。
空襲そのものもきついし、そもそも民間人への無差別爆撃なんて「人道に対する罪」ってもんだろ。
まあ、それだけならここにまで書こうとは思わなかったけど、ちょっと心地良いほどのタワケタ話があって、これだけは少しでも広くお知らせしたいなと思っちゃいました。
というのは、この昭和20年3月9日の東京大空襲を指揮したのはカーチス・E・ルメイという人物だったそうだけど、このヒトが戦後日本の航空自衛隊の育成に尽力したってんで「勲一等旭日大綬章」を贈られているんだと。
東京大空襲では10万人以上のヒトが、それも大多数は非戦闘員が、それも女性も子供も含めて死んでいるんだけど「勲一等旭日大綬章」だと。贈った当時の総理はノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作だと。もちろん勲章を贈ったヒトはやむごとなき御方だわさ。
こんな事が正気として捉えられるんだろうか?
これに違和感を感じるわたしがキチガイか、こんなことをサックリやっちまうこの国がキチガイか。
http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/kusyu-kusyu.t.htm
こっちに詳しいことが載っていた。