イラクで韓国人牧師7人が拉致

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/08/20040408000059.html

 外交通商部は8日、「ヨルダンのアンマンから高速道路を通じて車2台でイラクに向かっていた韓国人牧師8人が現地時間7日午後10時30分ごろ、武装団体に拉致され、1人が脱出した」と明かした。

イラク3邦人誘拐

http://www.asahi.com/international/update/0408/013.html
アルジャジーラは8日、「サラヤ・ムジャヒディン」と名乗るグループが日本人男性2人、女性1人を誘拐し日本政府に対し3日以内に自衛隊イラクからの撤退させることを要求。撤退しない場合には3人を殺害する、と報じた。

サラヤ・ムジャヒディンの声明
日本の友人たちへ
 我々は、日本に友好的かつ親密な気持ちを持っていた。しかし、あなたたちは我々の友情を敵意で返し、強大な米軍を人的にも装備面でも支援し、我々の血を流し、我々の子どもを殺害した。
 このため、我々も同様の方法で答えるしかなくなった。
 あなたたちの同胞3人が我々の手中にある。2つの選択肢がある。(イラクから)軍(自衛隊)を撤退させるか、我々が3人を生きたまま焼き殺すかだ。
 このビデオの放映から3日間の猶予期間を与える。
人質とされる3人は
郡山総一郎(32)フリーカメラマン
高遠菜穂子(34)ボランティア職員
今井紀明(18)フリーライター

高遠菜穂子関連HP
http://www.clubwee.com/
高遠菜穂子関連HP「私はいまイラクにいます」
http://www.tolio.jp/Iraq-photo/

今井紀明関連HP「劣化ウラン弾廃絶キャンペーン・東京」
http://popup12.tok2.com/home2/rekkauran/
今井紀明関連メイルマガジン
http://melten.com/m/17370.html

はてな内の反応

http://d.hatena.ne.jp/m-wani/20040408

(わたしの感想)

問題はないと思うけど思い切った意見。

http://d.hatena.ne.jp/hir0/20040408

今井とやり取りした経験があるらしい。

http://d.hatena.ne.jp/chanbara/20040409

(わたしの感想)

「日本は日本の意思で米国の言うなりに自衛隊を派遣した」

主権は明確に日本にあり、責任は小泉にある。

http://d.hatena.ne.jp/jizou/20040408

(わたしの感想)

例えばヨーロッパだとか東南アジアで身代金目当ての誘拐に遭ったとする。「かわいそう」は「かわいそう」だろ。

家族が身代金を惜しんで人質が死んじゃったとしても一方的に責める事はできない(黒澤の「天国と地獄」かな)。

しかし、今回の場合、彼等が死んだとしたらそれは「国益」の為で、その「国益」とやらで守られている一端に自分がいる。

「彼等の自作自演じゃないか」さすが情け容赦のないインターネット。マスコミが書けないこんな観測もある。一部マスコミでは(どことは言いませんが)暗にこの推測も匂わせていたような気がする。もしそうだとしたら「途轍も無くすばらしい政治的パフォーマンス」だと思う。これによって小泉が板ばさみになっているとしたら、それは小泉自身の自縄自縛であろうし、それを明白にするのが彼等「日本人人質」の存在なのだろうから。

http://d.hatena.ne.jp/purr/20040409

(わたしの感想)

非常に面白い。特に(2)

2)メンバーが、ジャーナリストと女性と少年という、自衛隊派遣反対論の左翼運動家ばかり。

その通りだね、「国家主権」を大切にするウヨクの方々はイラクに行かないからね。尖閣列島からも時化で帰ってきたみたいだし。(わら

http://d.hatena.ne.jp/waku2/20040409

メールで「小泉総理にイラク自衛隊即時撤退を求めるFAXを送ろう」という呼びかけが始まっているようです。

http://d.hatena.ne.jp/lbi/20040408

(わたしの感想)

突込みどころが多すぎてどこから手をつけたらいいか判らないので何もいいません。

イラク3邦人誘拐について

要注意ポイント:
外務省、イラク大使館は彼等の行動を把握していたか。
外務省、イラク大使館は「サラヤ・ムジャヒディン」との交渉チャネルを持っているか。
これ以降のイラク現地における報道陣の活動に政府の介入は。
どうにも我慢ならない(その1)
政府、与党の中には「日本はイラク人道支援に行っているのであるから自衛隊を撤退させるいわれはない」という意見を述べるヒトが居るようだ。
そういうヒトにはぜひイラクに行っていただきたい。
どうにも我慢ならない(その2)
人質テロに対して要求を飲んではいけない。要求を飲めば次々と同様の事件が起きる。昨今ハイジャック事件がなりを潜めているのは軍事的対策能力の向上もさる事ながら、各国政府が要求を飲まないという毅然とした態度を取ってきたからだろう。つまりリスクは高く、ベネフィットが低くなっている為に人質テロはなりをひそめていた。
つまり、日本政府は最終的には彼等を見殺しにするしかない。そのような決断をするしかないんだろう。そこに矛盾を感じるのは、確かに直接的には人質テロという犯罪行為があるわけだが、それを押し包む日本の(人道支援という名の)自衛隊派兵と米国の(民主化だの圧政からの開放という名の)侵攻がある。
日本政府、小泉は自衛隊の派遣と米国支援を「人道」と名付け、政治的選択を明確にしなかった。うやむやの内に派遣した自衛隊の存在が、明確に具体性を持つ「人質」の存在が明確な選択と判断基準の言葉を要求する。
人質を見殺しにしてまで国際社会の強調や、国益が大切なのか。
国際社会との関係、国益を投げ打ってまで人命を尊重するか。
どちらを選択しても小泉は批判されるだろう。
いままで日本の政府は言葉を持ってこなかった。
小泉は言葉をもってこの批判に応えなければならない。

これがこの社会

「ONE VOICE:彼女のこと」
http://romantic-hell.under.jp/000/archives/000070.html
「楽園」問題検証サイト
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3984/

「はぁ、これは酷いインターネットですね」
じゃあ、ないんだよな。これが社会なんだよ。
ここから汲み取れることは、こういうヒトに謝罪だの罰だの加えたって意味がない。(逆に「お前があの時追いこんだんだろう」と第二の魔女狩りが起きたりな、完全な笑い話だ)
また、こうあるべきではない。などと言ってみても始まらない。(「べき論」のすべてが無駄とは思わないが、この「べき論」は無駄だ)
人間とはこういうものなんだ、追いこむものなんだ。(あ、いかん、ふつふつと怒りが湧き上がってきた)だからこそ慎重に発言と現実社会を切り離しておかなければならないんだ。匿名性こそ自分を守る盾なんだ。それを無責任、無自覚、無知にも「匿名による批判の禁止」とかいうバカが居る。(あ、ここまで書いたらスッキリした)
こんなバカの言葉にうかうかと載って、現実生活にどんな影響が出てくるか判らない(つまり、現実の社会はどのようなヒトが居るか判らないんだから)実名を表明するのを避けなければならない。
ソーシャルネットワーク」?屑ダイヤを売りつけられないようにお気を付けください。
「顔出し」?その代わり、現実社会よりも発言には気をつけなければならない。というか、何もしゃべることができないだろう。

儀礼的無関心」についてはまだ議論の余地はあるのかもしれない(というか、論点がずれていたようだから)しかし、「教習所」などというものは無いと知れ。どのように慎重に閉鎖したところで本質的には閉鎖などできないのだから(というか、そもそも閉鎖を指向するのなら出てくる必要もない)

仕組みでもない、その時の参加者でもない。
人間のそもそもの暗黒な面が、時としてそしていつの時代、いつの場所でも、わたしたちを魔女狩りに駆り立てる。

いいよ、やろうよ!魔女狩り
その対象は個人ではない、小さな者であってはいけないだろう。
もっと大きな者を狩ろう!

恥知らずとは

思わずこけるようなニュースを見つけた。

自民党アワー」 CS放送で専門チャンネル構想

自民党が、党員向けの専門チャンネルとしてCS放送の枠を1日1時間買い取って「自民党アワー」を放送することになった。党情報発信改革検討プロジェクトチームが7日まとめた中間報告で打ち出した。番組製作のため党本部に防音壁を持つ簡易スタジオを設ける案もあり、参院選に間に合うよう早期開設を執行部に求める。
 最初は独自のテレビ局設立も検討したが、費用面で断念。年1千万円で放送枠を買い取る方式に。初年度はスタジオ建設やソフト作製費を含め約4千万円の費用を見込んでいる。

これ自体は別に驚くに値しない、某巨大宗教組織だって学習塾だって独自チャンネルをもって仲間内向けに放送をするというような事はしているようだ。それは良い。注目に値するところはここだ。「最初は独自のテレビ局設立も検討したが」
その昔CS放送に「国会TV」というチャンネルがあった。ところがこの「国会TV」は今、CS放送枠にない。直接の原因は回線使用料の未納によるものとされているがどうにも怪しい様々な動きがあったようだ。
国会TV−WEB
国会TV(WEB配信)
これでいいのか!CS放送

(ここに感想を入れる)
政治は闘争である。綺麗事ではない。どのような選択を行っても批判は起きる。その時御用ジャーナリズムの耳にやさしい言葉など何の意味も無い。厳しい批判こそが見失っていたものを気づかせる。批判に開かれていない権力は腐敗する。批判に寛容でない権力は醜悪だ。
御用チャンネルを手に入れようというのはかまやしない。閉ざされた世界で好き勝手に心地いい空間を作るのはいいだろう。しかしそれは現実の政治には何の役にもたちはしない。
そうではなく、批判を掬い上げるメディアこそ養い、大切にしなければ自ら腐り果てようというのだろうか。
今更「大本営」を求めるとは、恥知らずにもほどがあるだろう。

高木先生マイクロソフト&毎日新聞に怒る

終わってしまった「毎日INTERACTIVE」

Webページデザインの基礎をまるでわかっていないクソ業者が作っているようだ。なぜ意図的に文字を他のサイトより小さくする必要があるのか? なぜウィンドウの横幅を固定にする必要があるのか? 馬鹿じゃねーのか。
しかも、過去の記事へのリンクは自動転送されない。過去何年もの貴重な有益な情報が全部消えてしまった。

まったく同感。ただ、毎日新聞の場合、憐憫の情が先に沸く。「貧乏はいやだね(ρ_;)」