2001-02-02から1日間の記事一覧

12-読書で一番遠いところへ行く

ジュール・ラフォルグ 『地球のすすり泣き』 アーサー・C・クラーク 『地球幼年期の終り』 パウル・シェアーバルト 『小遊星物語』 ノヴァーリス 『ノヴァーリス全集』 ロード・ダンセイニ 『ペガーナの神々』 宮沢賢治 『宮沢賢治全集・10』 吉田一穂 『吉…

11-読書が歴史の矛盾を告示する

A・トインビー編集 『図説・歴史の研究』 H・G・ウェルズ 『世界文化小史』 J・D・バナール 『歴史における科学 I・II・III・IV』 F・ボルケナウ 『封建的世界像から市民的世界像へ』 ジョセフ・ニーダム 『文明の滴定』 鈴木秀夫 『超越者と風土』 貝…

10-読書そのものを読書する

ゲーテ+エッカーマン 『ゲーテとの対話』 渡辺一夫 『曲説フランス文学』 E・アウエルバッハ 『ミメーシス 上・下』 アルベール・ベガン 『ロマン的魂と夢』 ジョルジュ・プーレ 『円環の変貌 上・下』 コリン・ウィルソン 『アウトサイダー 上・下』 モー…

9-読書を荒俣宏にまかせてしまう

ノーマン・コーン 『千年王国の追求』 アッシモ・ボンテムペッリ 『我が夢の女』 出口ナオ 『大本神論』 (貴志正造訳) 『神道集』 ハヴロック・エリス 『夢の世界』 沈括 『夢溪筆談』 松浦静山 『甲子夜話』 後藤末雄 『中国思想のフランス西漸』 T・ハ…

8-読書は大いなる遊戯である

高橋康也 『ノンセンス大全』 種村季弘 『ナンセンス詩人の肖像』 柄井川柳 『俳風柳多留』 高田衛 『八犬伝の世界』 小栗虫太郎 『黒死舘殺人事件』 ロレンス・ダレル 『アレキサンドリア・カルテッド』 トマス・ピンチョン 『V.』 ドナルド・バーセルミ 『…

7-読書が生命と宇宙の謎をとく

渡辺慧 『生命と自由』 E・シュレディンガー 『生命とは何か』 アーネスト・ボレク 『生命と原子の謎』 岡田節人 『細胞の社会』 C・H・ウォディントン 『発生と分子の原理』 フォン・ベルタランフィ 『生命』 C・G・シンプソン 『進化の意味』 今西錦…

6-読書でジャパネスクに耽る

半村良 『産霊山秘録』 吉川英治 『私本太平記 全8巻』 山田風太郎 『柳生忍法帖』 志茂田景樹 『北辰の秘宝』 松本清張 『火の路 上・下』 諸星大二郎 『暗黒神話』 黒岩重吾 『天の川の太陽 上・下』 林屋辰三郎 『日本の古代文化』 和歌森太郎 『陰謀の…

5-読書は見るものかもしれない

ハーバート・リード 『イコンとイデア』 E・パノフスキー 『ルネサンスの春』 ロジェ・カイヨワ 『幻想のさなかに』 マックス・エルンスト 『百頭女』 R・L・ウィリアムス編集 『68人の写真家』 マン・レイ 『マン・レイ写真集』 O・シュティルツァー 『…

4-読書で自分をあらためて知る

A・ポルトマン 『人間はどこまで動物か』 デズモンド・モリス 『人間動物園』 栗本慎一郎 『パンツをはいたサル』 B・ルドフスキー 『みっともない人体』 加地正郎 『人間・気象・病気』 田中泯+松岡正剛 『身体・気象・言語』 A・ローウェン 『引き裂か…

3-読書が記憶の気配をふるわせる

レイ・ブラッドベリ 『何かが道をやってくる』 F・フェリーニ 『私は映画だ』 唐十郎 『ジョン・シルバー 唐十郎作品全集・1』 トーマス・マン 『ヴェニスに死す』 J・G・バラード 『沈んだ世界』 A・ブラックウッド 『ブラックウッド傑作集』 大岡昇平…

2-読書は男のケンカだ

本宮ひろ志 『男一匹ガキ大将』 雁屋哲+由起賢二 『野望の王国』 フレデリック・フォーサイス 『ジャッカルの日』 ジョン・ル・カレ 『寒い国から帰ってきたスパイ』 山本周五郎 『正雪記』 モーリス・ルブラン 『813正・続』 アルフレッド・ベスター 『…

1-読書はイマジネーションにはじまる

フレドリック・ブラウン 『宇宙をぼくの手の上に』 稲垣足穂 『一千一秒物語』 イタロ・カルヴィーノ 『レ・コスミコミケ』 三島由紀夫 『美しい星』 ピエール・ド・マンディアルグ 『大理石』 石川淳 『狂風記 上・下』 (学芸書林) 『方法の実験 現代文学…

松岡正剛が選ぶ365冊

『遊』の1981年8/9月号の「読む」特集に「松岡正剛が選ぶ365冊」というのがあり、千夜千冊の残り推理にも参考になるのではというご意見があった。 調べようと思いつつも作業ができなかったのだが、このたびご投稿をいただき掲載の許可をいただいたのでそれを…